【初心者必読】エレキベースをはじめてみる前に知っておきたいこと。

エレキベースの魅力

エレキベースの魅力。そこに気づいたあなた、もしくはバンドを始めることになったけどベーシストがいなくてジャンケンで負けてしまったあなた、ここからはもうベーシストまっしぐらでいきましょう😊

そこには今まで気付かなったであろうベーシストの素敵な未来が待っています。

普段聴いている音楽にもエレキベースは隠れています。ボーカルやエレキギターと違いサウンドの前面に出てくる主役とは違うのでエレキベースの音は気にしないと気付きません。ヘッドフォンなどで低音がしっかり聴けるように体勢を整えて普段聴いている音楽を聞いてみると、低音の心地良い響きが聞こえるのではないでしょうか

バンドや楽曲におけるベースの役割

ベースは一般的には脚光を浴びにくいパートではありますが重要な役割を担っています。ドラムとベースはバンドアンサンブルの土台の部分を支える役割をもっているのです。ドラムとベースがしっかり演奏出来ていれば“うわもの”と言われる和音を奏でるギターやキーボードなどはある程度何をしても成り立つのです。

逆に言うならばドラムとベースのリズム隊の土台がしっかりしていないと、残念な評価になってしまうのです。それだけベースは重要な役割をしておりバンドサウンドの肝と言ってもいいでしょう。

一般的に大学のサークルなどでよく聞くのは「ギターリストが多いから仕方なくベースを担当することになった」とか「4弦で単音弾きで簡単そうだから」など消極的なイメージで捉えられがちですが実際にはリズム、ルートを支える屋台骨となる非常に重要なパートです。ベースのプレイひとつで様々な曲の表情をつけることも出来るのでそこを意識して色々な曲にチャレンジしてみましょう。

エレキベースの弾き方(奏法)

ベースの奏法は大きく3種類あります。ひとつ目はギターではメインの弾き方になる「ピック奏法」そしてふたつ目は、指を使う「フィンガー奏法」、最後3つ目は「スラップ奏法」です。

エレキベースでポピュラーな奏法のひとつがピック奏法(ピック弾き)です。主にロック系でよくみられる奏法で硬質なピックを弦に当てて弾くことでアタック感のあるゴリッとしたサウンドが得られます。ルート弾きなどシンプルなプレイでよく使われるので初心者が最初に取り組みやすい奏法と言えるでしょう。シンプルがゆえ簡単そうに見えますがピックを弦に当てる角度や強さ、ピックの形や厚みで音色が変わり、また弦にあてて下に下ろすダウンピッキングだけでなく、その後上にあげるアップピッキングと組み合わせたオルタネイトピッキングなどテクニックが必要な部分もあり奥の深さもある奏法です。

次はピック奏法に並ぶスタンダードな奏法のフィンガー奏法。ここ近年のポピュラーミュージック、J-POPなどでいうと8割ほどがフィンガー奏法ではないでしょうか。

基本的なフィンガー奏法は人差し指と中指で弦を弾きます。

親指はピックアップの上や、4弦の上にのせるのが基本的なスタイルです。指先端の腹で弦を弾くため一般的にピック奏法よりも音は柔らかくジャズや歌もの、ロックまで幅広いジャンルに対応できます。

最後はベーシストのあこがれ、スラップ奏法です。80年代にはチョッパー奏法と呼ばれていましたが現在はスラップ奏法と呼ばれています。

弦を叩く、そして引っ張る、この一連の流れを繰り返すことで独特とアタッキーで印象的なサウンドを生み出すことが出来ます。弦を叩くことを「サムピング」引っ張ることを「プラッキング」と呼びます。この2つの組み合わせにて歯切れのよいリズムを刻み、オーディエンスを沸かせることができ人気の奏法となっています。


タイトルとURLをコピーしました