ベースを始めるときに必要なものは?
- エレキベース
- ベースアンプ
- チューナー
- ケーブル
- ストラップ
- エフェクター
- ギタースタンド
- ピック
ベースを決めよう
ベースには色々なタイプがありますが下記の3つが代表的なモデルです。
- プレシジョンベース
- ジャズベース
- スティングレイ
プレシジョンベース
フェンダー社が1951年に発売したエレキベースの元祖が、このモデル。
音を拾うピックアップがボディの真ん中にひとつというシンプルなスタイルに、少し幅広のネックで無骨なサウンドが特徴のベース
ストレートで骨太なサウンドはパンク、メロコアバンドのベーシストに人気。またベースが1950年代に生まれたこともあり、ソウル、ブルースなどのベーシストにも多く使用されています。
ジャズベース
最も多くのベーシストに愛用されているエレキベースを代表するスタイル。
フェンダーがオリジナルだが、様々なブランドがジャズベーススタイルとして販売しています。
ピックアップが2つ搭載されておりバリエーション豊かなサウンドを出力できるのが魅力。
プレシジョンベースに比べネックが細身で押さえやすいのが特徴
まずベースを始めてみたいけど、どんなベースを購入するか決まっていない人は、ジャズベースにしておけば間違いない一本です。
スティングレイ
プレシジョンベースのようなボディのブリッジよりにハムバッカーを一つ搭載したミュージックマンというブランドが出したモデル。
ハムバッカーピックアップの特性で分厚いサウンドが特徴の上記2つのモデルと大きく異なる個性あふれるモデル
レッチリのベーシスト、フリーが使用していることでも有名です。
ベースアンプを選ぼう
ベースを始める時にはベースアンプは絶対必要です。またマンションやアパートなどで、あまり音が出せない人にはヘッドフォンアンプがおススメです。
ベースアンプ
色々なサイズのアンプがありますが、 自宅で使用するには5W以上あれば充分ではないでしょうか。ただワット数が大きくなれば低音がしっかり出てくるので自宅で、ある程度の音量が出せるという人は15W以上のほうがおススメです。またベースアンプにヘッドフォン入力やAUX入力があれば、より便利に使うことが出来ます。ヘッドフォン入力は夜の練習に最適、そしてAUX入力はスマホから音楽を入力し好きな音楽をベースアンプから流しベースを練習することが出来ます。
また最近ではBluetooth機能があるものも販売されています。Bluetoothがあればケーブルなしで接続出来るので便利に使えますね。
ヘッドフォンアンプもオススメ
またご自宅の事情やマンションなどの集合住宅という事情上、アンプから音を出せない人にはヘッドフォンアンプもオススメです。
ベースに直接ヘッドフォンアンプを繋ぎ、ヘッドフォンで聞くことで外部には音を漏らさず練習に没頭できます。
チューナーは必須
エレキベースを始める際にチューナーは必ず必要です。
それぞれの弦の音は下記のように決まっています。
4弦=E(ミ)、3弦=A(ラ)、2弦=D(レ)、1弦=G(ソ) ※5弦ベースの5弦=B(シ)
これらを正しいチューニングにしないと、色々な曲のコピーが出来ないですし少しでもずれていると不協和音のようになりバンドサウンドを乱すことになります。
派手なテクニックに目が行きがちですが、まずはしっかりチューニングをしましょう。
チューナーのタイプには大きくわけて下記の2種類あります。
①クリップ型
最も手軽で良く使われているタイプ。ヘッドの先端に挟み、振動で音を拾います。
ケーブルを使う必要がなくストレスなく使用出来ます。
②カード型
小型で持ち運びにも便利なタイプ。メトロノームと一体型のものがあったり機能が充実しているものもある。スタジオやライブでの使用には向いておらず自宅練習用として使われることが多い
③ペダル型
ライブでは一番使用されているタイプ。エフェクターなどと一緒に足元のエフェクトボードに組まれることも多く視認性に優れたものが多い。見やすさや反応の良し悪しなどで価格が大きく変わる。
④ラック型
初心者の方は使うことがあまりないであろうラックタイプ。プロミュージシャンやライブを多くこなすアーティストがアンプやエフェクターを含めラックで一括して管理する際に使用する。
遠くからでも視認性に優れておりホールクラスでのライブでも活躍する
ケーブル
ベースから音を出すためにはベースアンプに繋ぐ必要がありますが、その際に必要になるのがケーブルです。色々な種類、長さがありますが、自宅練習で使う方は3メートル位の長さがあれば充分足りるでしょう。
スタジオやライブでの使用を考えているのであれば5〜7メートルあったほうが便利かも知れませんね。
定番のケーブルはCANARE社のG03 3Mです。何を買ったらいいかわからない時はこれを買っておきましょう。
ストラップ
エレキベースを立って弾くときに必要なのが肩からかけるストラップ。
カラフルなものから、柄物、そしてレザーのものなど色々な種類のストラップが出ています。
ファッション的な部分が大きいストラップなのでデザインやカラーで選んで問題ありません。
ただエレキベースの中には重量が重いものがあり肩への負担が大きい場合があるので、そういう場合は肩に当たる部分がクッション性のあるものを選びましょう。
エフェクター
エフェクターはベースの音に色々効果を与えてくれるアイテムです。
エフェクターの中には歪み系と言われるオーバードライブ、ディストーションや、空間系と言われるコーラス、リバーブをはじめ数多くの種類があります。
そんなエフェクターは、単一の効果を得ることが出来るコンパクトエフェクターと、様々なエフェクターが入っているマルチエフェクターがあります。
初心者の方には何を買っていいかわからないと思いますが、最近ではかなりお求めやすくなっていますので、マルチエフェクターから始めてみるものいいのではあいでしょうか。
おすすめのマルチエフェクターは『ZOOM MS60B+』
コンパクトエフェクターサイズにマルチエフェクターを仕込んだ優れた一台です。これがあれば、好きなベーシストのサウンドに近づけるのではないでしょうか。
ギタースタンド
ここまでで、ほとんど演奏に必要なものは揃ったのではないでしょうか?
さぁいよいよ練習に取り掛かりましょう!
ベースをケースから出して、一旦置いて、、、、
と思ったら、、、置く場所がない、、、、
そんな事がないようにギタースタンドを買っておきましょう。
ギタースタンドにベースを立てて置けば倒れる心配もなく、いざ弾こう!ってなった場合もすぐに手に取ることが出来ます。ベースのためにも安定して立てることが出来るギタースタンドは必須です。
安いもので1,000円程度、ネックをしっかりホールドしてくれるものなら4~5,000円程度で手に入ります。もちろん安いもので全然大丈夫ですので、必ず買う事をお勧めします。
ピック
最後は「ピック」です。ベースの弾き方には大きく3つの弾き方があります。
指弾き、スラップ、ピック弾きですね。
ピック弾きをする人、しない人がいますのですべての方にピックが必要な訳ではないですが、ロック、パンクには多様されています。
そのようなジャンルのベースを弾く方には是非ピックを用意していただきたいです。
ピックには素材、形、厚みなどベース以上に種類が豊富です。
基本的な形はティアドロップ型、おにぎり型が主流で、厚みは最初はミディアムくらいがよいのではないでしょうか。
楽器店に行くと山ほど種類があるので、色々試して自分に合うのを見つけるのも楽しいですよ。
おすすめのド定番ピックはこれ!